Le Chypre du Nil
¥27,500
【Le Chypre du Nil -ナイルのシプレ-】
優雅でセンシュアルなシプレ調の香り
はるか遠くルワンダとブルンジの山々の奥に、ナイル川の源流はあります。
そして、いくつもの国境を越えて、地中海へと注ぎ込みます。その途中で、うっそうとした森林やサバンナ、荒野を抜け、ピラミッド、集落、そしてギザやカイロのような大都市に恵みをもたらします。アフリカ大陸の歴史は、生命を育み文化や人々の営みを形成したこの大河と共にあります。水辺に育つ豊かな緑とエキゾチックな花々や果実は、人々を魅了してやみません。
静寂に満ちたオアシスの木陰には、さまざまな表情を見せる顔がひそんでいます。
優しげながらも、時を越えた美しさを持つ謎めいた女王を思わせる顔が。
『Le Chypre du Nil(ル シープル デュ ニル)』は、ナイル川の恵みを受けたナイルデルタの芳醇さ、目もくらむような華やかさ、そして色鮮やかな美しさを讃える香りです。
シトラスハーブ系のベルガモットと明るいニガヨモギのプレリュードに、コケティッシュな山椒の香りがアクセントを添えます。
ミドルノートは、かすかなドライフルーツの香りが優しく引き立てる、高貴なトルコローズとビロードのようにリッチなアイリスのブーケ。シプレのベースから顔をのぞかせるなめらかなスエードには、ココアパウダーのようなパチュリが寄り添います。
気品あるアンバーとエレガントでソフトなムスクが、ラストノートを華麗に締めくくります。
Top:カラブリアンベルガモット、セシュアンペッパー(花椒)、ウォームウッド(ニガヨモギ)、エレミ
Middle:ターキッシュダマスクローズ, ドライフルーツ、オリス
Last:パチョリ、アンバー、スエード、ホワイトムスク
100ml
Eau de Parfum/オードパルファン
【About brand】
(CIRO/シロ)
1920年代の狂騒の時代と呼ばれたニューヨーク。フレグランスを心から愛したニッチフレグランスの先駆者「ジェイコブ・S・ウィードコフ(ドイツ系アメリカ人)」 の手によって「CIRO(シロ)」は誕生しました。ジェイコブはCIROの創業者であるとともに、1949年にニューヨークを本拠地として設立されたフレグランス財団の共同創始者兼初代会長という経歴を持つ、フレグランス分野では世界に大きな貢献をした人物です。CIROは1961年に最後の作品を発売するまでに20点以上のフレグランスを発表し、盛況のうちに幕を閉じました。
そして遂に2018年、時が培ってきたCIROらしさを大切にしながら、伝統とモダンさを融合させて現代の熟練のドイツ職人が創り上げた、ブランドのサクセスストーリーを継承する作品が登場しました。新たな輝きをまとった伝説のブランドCIROが今、ここに蘇ったのです。
ひときわ目を引くボトルは、白と黒、光と影のコントラストが印象的で、エレガントなアール・デコの曲線が美しいシルエットに。24Kの金箔に彩られた高級感のある重厚なキャップが存在感を主張しています。モダンで美しいフォントとの組み合わせにより、アール・デコ様式と近代的なデザインが見事に融合しました。こだわりの透明度の高いストローを使用したことにより、クリアな表面がより一層引き立つ、個性あふれるデザインに仕上がっています。 最高級の原材料がもたらす高純度のエッセンスを使用した香りは、現代のパフューマーの手によって新しいアレンジを加えて生まれ変わり、そのひとつひとつが往年の名香に敬意を表し、100年近い歴史を持つネーミングをそのまま冠した、ユニークなコレクションが揃いました。