(※お知らせ有) BETE HUMAINE
¥38,500
SOLD OUT
【2024/1/14(日)新オンラインストア以降に伴う旧オンラインストア閉鎖のご案内】
いつもLE SILLAGEをご利用いただき誠にありがとうございます。
オンラインストアのリニューアルに伴い、2024年1月14日(日)をもちましてこちらの旧オンラインストアを閉鎖させていただきます。
1/14まで閲覧は可能ですがご購入いただくことはできません。
今後は新しいオンラインストアにてお買い物をお楽しみくださいますようお願いいたします。新しいオンラインストアは下記のURLよりお入りいただけます。ご不便をおかけいたしますが何卒よろしくお願い申し上げます。
ご不明点などございましたら気軽にお問い合わせください。
・旧オンラインストア閉鎖日:2024/1/14(日)
・新オンラインストアURL:https://lesillage-kyoto.shop
【BETE HUMAINE/ベット ユメーヌ】グリーンフォレスト、ウッディ
獣になった人間、獣としての人間。都市生活から身を退き、野生を取り戻した人間、自然の様々な香りの只中に飛び込む旅。森に全身を浸し、彼は緑の冒険者となり、シャテニエ(マロン)の木を愛する獣としての人間になるのです。17世紀より、哲学者たちは人間と動物の関係を定義することを夢見てきた。わたしをホモ・サピエンスと呼ぼうが、近代的人間と呼ぼうが、人、人類、または霊長類と呼ぼうが、わたしが動物であることには変わりない。野生の人間、文学や芸術で神話的な存在とされてきた者。わたしは文明的な人間と、手つかずの自然の妖精的な魂とをつなぐもの。わたしは数々の土地を自由に行き交い、神秘的な森、限りない草原に生きる。この肌と毛は体を保護するとともに弱みでもある。わたしは一糸まとわず、自分の香りだけを身に纏う。それは自然の香り。凍りついた川、樹脂の香りが漂う森、太陽に焼かれた灼熱の岩、わたしの寝床である木の葉の敷物の匂いだ。わたしは狩人であるとともに狩られる者でもある。怖れを住まいとし、力を武器とし、香りを衣とする。わたしは獅子の心を持つ人間。 わたしはベットユメーヌという種の生き物なのだ。
タイプ:ウッディ、グリーン、レザー
トップ:チェストナッツ、クミン、バイオレットリーフアブソリュート、マスティックツリーアブソリュート
ハート:ラブダナムシスタスアブソリュート、ヴァージニアシダーウッドオイル、カルマウッド、サンダルウッド
ベース:ハイチ産ベチバー、バーンドパインニードルオイル、シプリオルオイル、ガイアックウッドオイル
調香師:Amélie Bourgeois/アメリ・ブルジョワ(FLAIR)
【About Brand】
(LIQUIDES IMAGINAIRES)
液体から想起する物語。
香水の本質的な部分に立ち戻ることを試み、聖なる次元、神秘的かつ魔界的な世界、それに伴うあらゆる想像力を呼び込もうとします。ある性質が変容する不可思議な力、はかない次元の理性を逃れる力、物質から非物質、見えるものから目に見えないものへの変化。「リキッドイマジネール」は昇華を象徴しています。“Perfume(=香水)”の語源はラテン語の“Per fumum(=煙を通して)”が由来となっています。香水は、神聖な儀式の初めにインセンスと樹脂を焚香し、神を崇め薫香を捧げていたことが起源と言われています。LIQUIDES IMAGINAIRES(リキッドイマジネール)は、香水業界で実績のある二人のエキスパート、レアな香りを求めるハンターDavid Frossard(ダヴィッド・フロサール)とデザイナーPhilippe Di Meo(フィリップ・ディ・メオ)のコラボレーションによって誕生しました。二人に共通するのは『パフュームの持つパワー』への飽くなき興味と探求心。彼らの情熱がフレグランスブランド創設の原点となっています。神聖でミステリアス、魔法のようなパフュームの持つパワ―に着目し、香水の物質的変化によるマジック”目に見える液体が揮発し見えないけれどたしかにそこに漂う存在感”に魅了されます。彼らは既存のフレグランスという枠にとらわれない、新しいタイプの香水を求めながらも、香水の原点に立ち返り、本質を追及する手を緩めません。トリロジーは、香りのテーマ毎にコンセプトがあり、熟練した職人が手がけた特別なボトルに収められています。おとぎ話に登場するような宝石で装飾されたアンフォラの壺を彷彿とさせるボトルは、世界中のセレブリティの支持を得ています。五感にストレートに訴えかける媚薬のトリロジー。リキッドイマジネールは人の心を魅了し、自己の内面に向き合う旅へと誘います。香りの魔法にかけられるのは、信仰心をまとうような感覚です。胸の奥深くにしまい込んだ人生、記憶、欲望と対峙し、新たな自分に出逢うことができるでしょう。リキッドイマジネールは、フィリップ・ディメオによる香りの提案です。パフュームの原点に回帰するというコンセプトのもと、パフュームの神聖さ、神秘的なエロティシズムに注目し、そのすべてのパワーが一体となり私達の魂へ訴えかける作品に仕上がりました。マーケティング的発想は度外視し、本当につくりたいものだけを自由創造しています。
(Philippe Di Meo/フィリップ・ディ・メオ)
エクス・アン・プロヴァンスのアートスクールを卒業後、パリでデザイン事務所を設立しました。デザイナーとしての視点でヘリテージを再解釈することを得意とし、数々のラグジュアリーブランドで25年以上の経験を積んできました。彼はストーリーや背景などマーケットにおいての重要性を的確に把握し、その起源に注目した商品やパッケージを開発する等、プロデュースの手腕を発揮してきました。しかし、彼の興味の範囲はただひとつの分野に留まらず、数々の著名なシェフとのコラボレーションののち、2002年にはオーガニックレストランを開店、好奇心旺盛な彼はレストラン“R’Aliment”を世界進出させた際、美食家たちに味覚と嗅覚を体感してもらう新しい演出に挑んだこともあります。そして香料会社ジボダンのサポートを得て2011年10月「Liquides Imaginaires」を創り出し、パリデザインウィーク“Rives de la Beaute”の展示会で初めて出展し世間の注目を集めました。その展示会でのDavid Frossardとの出逢いにより、奇才なクリエイティビティの相乗効果が推進力となり、同年11月に「リキッドイマジネール」がスタートしました。パリとマルセイユに暮らすフィリップ・ディ・メオは、プロヴァンスの土地がもたらすさまざまな芳香とマルセイユのタロットにインスピレーションを受けたカクテルブランド「ル・バルトルール」を立ち上げ、2022年8月には、アイスクリームとスイーツめぐるコンセプトショップ「マブール」をマルセイユにオープンしました。身体と精神のためのパルファンに始まり、五感全てに喜びをもたらす、食べる香水にまで彼のクリエーションの世界は広がっているのです。