(※お知らせ有) 1472 LA DIVINA COMMEDIA/60ml
¥16,500
SOLD OUT
【2024/1/14(日)新オンラインストア以降に伴う旧オンラインストア閉鎖のご案内】
いつもLE SILLAGEをご利用いただき誠にありがとうございます。
オンラインストアのリニューアルに伴い、2024年1月14日(日)をもちましてこちらの旧オンラインストアを閉鎖させていただきます。
1/14まで閲覧は可能ですがご購入いただくことはできません。
今後は新しいオンラインストアにてお買い物をお楽しみくださいますようお願いいたします。新しいオンラインストアは下記のURLよりお入りいただけます。ご不便をおかけいたしますが何卒よろしくお願い申し上げます。
ご不明点などございましたら気軽にお問い合わせください。
・旧オンラインストア閉鎖日:2024/1/14(日)
・新オンラインストアURL:https://lesillage-kyoto.shop
【1472 LA DIVINA COMMEDIA/神曲】
これは、イストワールドゥパルファンのコレクションの中でも最も歴史を遡る年です。中世詩歌の傑作、『神曲』が出版されたのがこの年なのです。ダンテ・アルギエーリが著したこの作品は、楽園、煉獄、地獄の三部に分かれています。善と悪、美徳と罪、信と不信心の概念について、長いメタファーを使って綴られた『神曲』は、何よりも、救いはあり得るかという問い、死後の生についての思索なのです。
ダンテがすでに成し遂げたのとは異なる形で、救いや、生の後の世界について、またその高みと暗黒について語ることは可能でしょうか。
イストワールドゥパルファンは、この、人類の生み出した、善と悪を語る最も古い物語をモチーフに、罪をめぐっての問題を「1472」という香水で語ることを試みました。
天国と地獄、光と影の境は定かではなく、美食家と大食漢の違いもごく僅かだ。そしてまた、欲望の火花が、慎しみ深い魂を淫蕩の網にからめとってしまうこともある。
この危うい境とたわむれ、「1472」は、アルモワーズ(ヨモギ)の眩いばかりの吐息に、純白の、それでいて動物的な要素もそなえたイランイランとジャスミンの香りを重ねる。そして、インセンスのヴェールに隠されていたスパイスとアンバーが、昏く、それでいながら太陽のようにまばゆいその姿を次第にあらわにする。これは、一瞬ごとにその姿を変え、わたしたちの手から逃れるパルファン。満たされることのない欲望が、恐ろしい、五感を刺激する情熱となって弾ける。人を虜にしてしまう愛の香水、人生の儚さとの閾にいるがゆえのエレガンスをかねそなえた香水。
地上の様々な喜びがほとばしる香水であり、一瞬でわたしたちに美味なる永遠を味わせてくれたかと思うと、すぐに、わたしたちはその囚われ人ともなってしまう。
この物語は、イランイランと、アルモワーズ(ヨモギ)のヴェールの陰で演じられる。天国の輝きにつづいて、ジャスミンとインセンスのサイケデリックな熱気が現れる。唇には禁じられた果実やラム酒、肌にはアンバーとエボニーウッド(コクタン)の香り。ここでは、天国と地獄の境は紙一重...。
アルモワーズ(ヨモギ)の白いヴェールの間から、イランイランのブーケの、陽光さながらの輝きがこぼれ出てきます。そしてこの二つが、インセンスのぴんと張った聖なる香りをさらに強調し、それはシナモンの響きと出会います。この明るさに続くのは、天国の庭園の壁を覆う白い花、ジャスミンのサイケデリックな重みです。光と影が、東からの風に乗って揺れ、 地上では禁じられた果物が熟れ、凝縮されたラムの、人を酔わせる接吻が恋人たちの唇を彩り、日に焼けた肌とエボニーウッド(コクタン)の樹皮がスパイスの燠火で燃え、 アンバーとベンゾインの官能的な香りを立ち上らせます。 空気には、人々のあらゆる愛を濃縮させた愛の緊張感が漂います。楽園と地獄の間はただ一歩なのです......。
香調:ソーラーアンバー
Top : アルモワーズ(ヨモギ)、イランイラン、ソーラーアコード
Heart:ジャスミン、シナモン、インセンス(香)
Base : アンバー、ラムアプソリュート、ベンゾイン(安息香)
60ml
Eau de Parfum
【About Brand】
(HISTOIRES de PARFUMS)
著名なキャラクター、マテリアル、および神話について語られる嗅覚のライブラリー。
ジェラルド・ギスランによって創造されたコレクションはインスピレーション以外のどのようなルールにも縛られていません。
この饒舌で独創的な香りは彼が想像するストーリーによって、敏感かつ官能的な香水として生まれ変わりました。HISTOIRES de PARFUMS(イストワール ドゥ パルファン)はまさに肌で読む物語、嗅覚で読む本のようなコレクションです。
調香師であり料理人でもあるジェラルド・ギスランは南フランス生まれのモロッコ育ち。
自然の恵み豊かな地中海の香りに囲まれて、色彩センスと嗅覚を磨きました。
ISPCA(インターナショナルパフュームインスティトュート)を卒業後、2000年に調香師マーガリ・セニキエとともにブランドを設立。ジェラルド・ギスランは料理と同様に、情熱、ノウハウ、そして創造性が香りを作る上でも重要であり、卓越したクラフトマンシップにより素材の良さを引き立て、調和する芳香を奏でることであると考えています。
エピキュリアン(快楽・享楽主義者)のジェラルド・ギスランが魂と情熱を注ぎ込み、このHISTOIRES de PARFUMSを香りによって書き上げました。
※パッケージデザインが写真3枚目のものに変更されております。